システム開発は、現在様々な場所で求められていますが、どのくらいのコストがかかることを見込んでおけばいいのかわからない、という企業の方もいると思います。今回は、システム開発にかかる費用とコストを抑えるための方法について紹介します。
システム開発にかかる費用の内訳
【人件費】
システム開発にかかる費用の多くが人件費です。人件費は、システム開発にかかる費用の約80%にも達するとも言われるほど。システム開発は一人で動くのではなく、基本チームで行われます。組まれるメンバーは以下の通りです。
・プロジェクトマネージャー…システム開発に関わる工程の管理
・プロジェクトリーダー…現場責任者
・サブリーダー…プロジェクトリーダーのサポート
・システムエンジニア…システムの設計作成
・プログラマー…プログラムを実際に組み上げる
これらの人材は、優秀であればあるほどかかるコストが高くなります。また、現在社内にこういった人材がいない場合は採用する段階から始まるため、採用に必要なコストも必要です。
【設備費】
人件費以外では設備費がかかることも考えておかなければなりません。一言で設備費と言っても、2種類に分けることができます。
・システム開発用…システムを開発するためのパソコンや、社内の作業スペース
・システム運用用…システムを動かすためのサーバー
人件費に気を取られて設備費のことを忘れがちですが、設備費についてもきちんと考えておきましょう。
コストを抑えられるオフショア開発
システム開発にかかる費用を抑えるためには、人件費を工夫することが重要になります。そこで選ばれているのが、オフショア開発です。
オフショア開発とは、システム開発などを海外の企業や法人に委託する方法です。開発だけでなく、開発後の維持、運営なども行ってもらうことができます。現在、オフショア開発は日本で多く採用されており、非常に活発です。コスト面も含めて、オフショア開発が選ばれている理由を2点紹介します。
・コスト削減に効果的
上記でも紹介しましたが、オフショア開発はコスト削減に効果的です。開発を海外に委託するため、賃金水準が海外の水準で適応されます。オフショア開発の依頼先として多いのが、アジア諸国です。アジア諸国は、日本の賃金よりも低い水準の場合が多く、人件費を大幅に削減することができます。
・優秀な人材の確保
日本は現在、IT人材不足だと言われています。国内のITは発展をし続けているのにも関わらず、圧倒的に人材が足りていない状況なのです。そのため、人件費が高騰しているだけでなく、望む人材を採用できないという状況が続いています。オフショア開発を進めている海外の国々は、安定的にIT人材を確保している国が多く、安定して優秀な人材を確保できます。
そういったオフショア開発サービスを提供している企業の一つが、VNEXTです。VNEXTは、企業の要望に対して最適なスキルを持ったエンジニアを提案してくれます。開発したシステムは、品質管理部がきちんとチェックし、高クオリティであることを保証してくれているので安心です。
自社ではコストがかかりすぎてできない、と諦めかけていた方も、ぜひオフショア開発を活用して、システム開発を行ってくださいね。