どのような業種・業態であっても、売り上げを上げるためには顧客に自分たちを知ってもらう必要があります。どんなに良いモノやサービスを扱っていても、誰からも知られていないのでは意味がありません。
自分たちを知ってもらうためには広告を出稿することが一番です。広告は、従来のテレビ・ラジオCMや新聞の折り込みチラシだけではなく、現在はインターネット上の動画広告や検索エンジンに表示されるリスティング広告など、様々な媒体や手法があります。特に小売業であれば、ライバルも多いため広告の重要性をよく理解しているかと思います。
他と同じことをしていては、広告による宣伝効果は薄れてしまいます。販促に効果的なものとして挙げられるのがノベルティグッズですが、これもただ作って頒布するだけでは目に見える効果は見られないでしょう。他とは違うノベルティグッズを作るためには、一工夫することが重要です。
ノベルティグッズで注目を集めるためには、「アイテムそのもの」、「素材」、「デザイン」のいずれかが良い意味で期待を裏切る必要があります。とはいえ、いくら意外性があるからといって、商品と全く関係ないものにしてしまってはあまり意味はないでしょう。
特にアパレル関係の場合は、ノベルティグッズと商品の相性も重要になります。
良い例としては、女性向けシューズ・サンダルを取り扱っているとあるブランドのO社です。O社では、夏場に一定金額以上の購入者にマニキュアのセットをプレゼントするキャンペーンを行いました。夏場はシューズよりもサンダルなどでつま先が露出される傾向にあります。そのため、そのつま先を彩るアイテムとして可愛らしいパステルカラーのマニキュアをプレゼントすることで、足先全体をコーディネートすることに成功し、SNS上で反響を呼びました。
このように、自社の商品と関連付けて、同時に使用できるノベルティグッズを作ると良いでしょう。
たとえば女性向けカジュアルウェアを取り扱っているブランドであれば、オリジナルのバッグやポーチがおすすめです。若い女性は化粧品やスマートフォンの充電器などで荷物がかさばりがちなうえ、特に学生や新入社員の場合は自由に使えるお小遣いが少なく、おしゃれな服を買うことを優先し、バッグやポーチの購入は後回しにしている場合があります。顧客から喜ばれるアイテムを作るためにも、購買層の属性やニーズを分析しておくことが重要です。
ノベルティグッズにはさりげなくショップ名ブランド名などをデザインしましょう。いくら使い勝手が良くとも、ノベルティグッズであることを前面にアピールしているものは使いどころを選んでしまいます。
オリジナルバッグの名入れなら、ネット印刷通販の利用がおすすめです。名入れはもちろん、ロゴなども入れることができるため、ノベルティグッズとしてだけではなく、商品としても使える高品質なバッグを製作することができます。
無料配布の販促グッズとして有用な不織布バッグは比較的安価で製作できます。商品として利用する場合は、キャンバストートやデイバッグなどもあるため、是非一度探してみてください。