新入社員研修は同期入社の人たちと、決して短くない時間を共に過ごします。そして、自社の社員としての自覚や会社の一員としての心構えや、実際に仕事をするにあたって身に着けておくべきスキルを学ぶ機会です
。新入社員研修は、社会人としての第一歩目として欠かせないものです。そして研修といってもそれが仕事の一環であることには変わりありません。決して遊びに来ているわけではありませんし、お客さんの立場でもありません。新人という立場、また研修期間中であったとしても、常に自分はすでに自社の一員であり、仕事をしているのだということを心に留めておく必要があります。
新人としての研修期間は、いわばその会社でこの先何十年と頑張っていくための土台作りの時間です。社会人としての基礎を学ぶ研修の中で、時にはつらいこともあるかもしれません。ですが、社会人経験が増していくにつれて、振り返ってみればそれらは皆新人時代の貴重な思い出です。「初心忘れるべからず」という言葉の通り、新入社員研修で経験したことや勉強したこと、そして新鮮な気持ちをいつまでも胸に、これから長い時間に渡る社会人生活の荒波を乗り越えていくことは非常に大切なことです。